FMえどがわ を まずは受信してみよう

 受信の前に  ラジオの使命とは

ラジオって想像力を高めるものだって思いませんか?

・この放送をしているパーソナリティーってどんな人だろう?
・この放送を実施するために、どのようなデレクターや技術の方、サポートしている人たちがいるんだろう?
・番組の構成や原稿を作っている人は誰なんでしょう?
・曲をリクエストしたら、どのようにCDを探しているか気になりませんか?
・どんなスタジオから、何人ぐらいの人で放送しているんだろう?
・安曇野や鶴岡のイメージがどんどん膨らんで、行ってみたくなりませんか?
・放送される内容や言葉から、状況が目に浮かんだり場面が想像できることがありませんか?

ラジオって、ただただ聞き流していることもありますが、放送の内容は勿論のこと、番組を作る人、それを実際に送り出す人など、どんな人たちがやっているんだろう、どんな苦労があるんだろう、等々、目には見えないだけに多くの想像力を高めてくれます。
同時に、色々と考えることから頭を柔らかくしていく、という面を持っていると思います。

このホームページの世話人の頭が柔らかいかどうかは分かりませんが、まだニキビ面の若い頃に熱中したBCL。
(BCL:Broadcasting Listening Listener 短波放送を聴取して楽しむ趣味 )

言葉も分からない遠い国から聞こえてくる、ノイズ混じりの短波放送に、その国の印象はもとよりアナウンサーや放送設備が、イメージとして拡大していきました。
耳から聞こえる情報だけで、そこには素晴らしい世界が広がっていました。

世話人の場合、居間には42インチのプラズマTVがあり、自室のパソコンで使っている24インチワイド画面で、地デジやBS/CS放送が見られるようになっています。
そんな贅沢な環境であっても、TVを見る時間は一般の場合よりも少ないと思います。
TVを見るときは、他のことを中断して見なければなりません。
そんな時間が、とてつもなく勿体無いと思うのです。

成人している私の娘の場合、この数年間はTVを持っていません。
常にラジオを聞いていますが、ラジオはTVより自分の時間が自由になり、気持ちが落ち着いて伸び伸びした生活ができると言います。

別のページ、「FMえどがわ とは」に書きましたが、FMえどがわ から感じる放送局テーマの一部をもう一度確認しておきましょう。

2.目まぐるしく変わる慌ただしい世の中で、自分の生活精神リズムまでも狂わされてしまう時代だからこそ、
  ゆったりと落ち着いて聞くことができる放送局を目指しています。

3.ゆったりと落ち着いた放送により、人間本来の豊かさを取り戻し、生活の豊かさ、地域の豊かさが実感できる
  社会づくりに貢献しています。

これらは正にラジオに与えられた、ラジオだからこそできる使命だと思います。


 だから今、ラジオなのです

FMが受信できるラジオ、お持ちでしょうか。

FMえどがわ を受信するために最低限必要なもの、それはラジオです。
CDや放送が聞けるミニ・コンポや、クルマならカーステレオ、小型の安いラジオでもOKです。 本格的なFMチュナーがあれば最高ですが、ここではそこまで要求しません。

私の場合(ちょっと自慢しますが)、いつでもどこでも FMえどがわ を聞きたいので、クルマ移動時はカーステレオで。 サイクリングやウォーキングでは、AM・FMラジオにオマケで携帯電話が付いている「ラジデン」。
自室はFMチュナーに自作アンプ、居間は本格的なオーディオシステムにFM専用チュナーをつないでいます。

FM放送はご存知のように、基本的に「ステレオ」放送です。
イヤフォンやスピーカが左右にあるものなら、聞こえてくるのは音が左右にが分かれたステレオになります。
放送がステレオであっても、ラジオ側のイヤフォンやスピーカが方耳用なら、左右の音が交じり合ったモノラルになってしまいます。
会話や話を聴く分にはモノラルでも構いませんが、音楽を聴くなら、ステレオ効果で聴くほうがリアリティーが高まるというもの。  ということもありますが、初めから欲張らず有り合わせの機材を使って、とりあえず FMえどがわ を聞いてみましょう。


 FMえどがわ 84.3MHzに合わせましょう

周波数は84.3MHz。
周波数選択がツマミ式なら目盛りを84MHz付近にし、そこからゆっくりと上げて受信していきます。
周波数表示が数値で表示されるデジタル式なら、84.3MHzと表示するまでチューニングボタンを押し続けてください。
どいうです、聞こえますか?

聞こえた場合、聞いている放送が確かに FMえどがわ か確認しましょう。 日中なら時報直前に、次のようなアナウンスがあります。
「 FMえどがわが10時をお知らせします (時報のチャイム)」  これで受信している放送が FMえどがわ だと分かりました。

実は、受信する場所や居る位置が高層階では、他局の電波を聞いていることがあるのです。  東京地方の場合、

 ・84.0MHz RADIO CITY  中央区 20W  コミュニティ放送
 ・84.1MHz FMサルース  横浜 20W  コミュニティ放送
 ・84.2MHz FM WESTSIDE  西東京 20W  コミュニティ放送
 ・84.3MHz FMえどがわ 江戸川区 10W  コミュニティ放送
 ・84.4MHz FMたちかわ 立川市 5W  コミュニティ放送
 ・84.7MHz 横浜FM  横浜市 5,000W  県域放送

というように、近い周波数でいくつものFM放送が出ています。

これらの多くはコミュニティ放送であり、出力は5Wから20Wなので、それほど遠くまで飛ぶことはありませんが、問題は84.7MHzのFM横浜。
この局は県域放送のジャンルで、広いサービスエリアを確保するため強力な電波を出しています。
特に高層ビルの上でダイヤル式のラジオを使っている場合、受信する電波は多くなり、ダイヤル目盛りも小さいため周波数を間違えてしまうことがあります。


 FM放送は強い電波が勝ち

FM電波は弱肉強食といわれ、近い周波数で複数の電波が出ている場合、少しでも強い電波はそれ以下の電波を消してしまう性質を持っています。  その結果、間違った放送局を聞いていた、ということがおこります。

中央高速道 石川SAで FMえどがわ を受信したときですが、近くのFM WESTSIDE(84.2MHz)の電波が、 FMえどがわ の84.3MHzに被ってきて、FMえどがわを消しています。
この状況は同じ中央高速道の国立IC付近でも、こんどは84.4MHzのFMたちかわが邪魔するのが経験できます。
周波数が 0.1MHz しか離れていないことも理由ですが、正に弱肉強食の世界が体験できます。

そんな事もありますが、江戸川区やその近隣で受信する場合、 FMえどがわ は強力に受信できるはずです。

余談ですが、民間の航空機と管制塔の間の無線ではAM電波を使っています。
時流はデジタル電波なのに不思議ですが、AM電波は同じ周波数で複数の電波が出ると、各々の電波の強弱に関係なくビート音が生じます。
ビート音が聞こえたということは「重複送信した飛行機がある」という意味なので、あえてAM電波を使って受信の取りこぼしが無いようにし、空の安全性を保っているのです。


 聞こえないときは...

聞こえない ですか?
放送アンテナのある江戸川区に住んでいても、受信する場所や受信機によっては聞こえないこともあります。
その条件を幾つか挙げてみましょう。

1.受信機の感度が悪い
  ・元々、性能的に悪い(諦めてください)
  ・イヤフォンコードがFMアンテナと共通という仕様のため、イヤフォンコードの扱いによっては感度が下がる
   イヤフォンコードを伸ばした状態にして、窓の側で受信しましょう
  ・外部アンテナをつないでみましょう

2.コンクリートビルの中で聞いている場合
  ・窓の側に移って聞いてみましょう
  ・外部アンテナをつないでみましょう

3.船堀駅方向に大きなビルや遮蔽物があって、電波が弱くなってしまう場合
  ・開けた場所に移動して聞いてみましょう
  ・外部アンテナをつないでみましょう

4.近くにノイズを発生させる機器があり、受信内容がそのノイズで消されてしまう場合
  ・ノイズ発生機器を止めるか、場所を移動しましょう
  ・外部アンテナをつないでみましょう

これらの対処を行っても受信できない場合...
ラジオを持って荒川土手に散歩に行きましょう。 目の前にTOKIビルが見えますから、受信はバッチリ。


■ 室内ラジオで感度が悪いときの荒業 その1

ケーブルテレビ以外、外部にTVアンテナ等を建てている場合の荒業です。

数メートルのケーブルを用意し、両端の被覆を剥きます。
片方をラジオのアンテナに巻きつけたり、コンポのFMアンテナ端子に接続し、残る方を壁にあるTV端子に接続します。
TV端子は下図のように2種類あり、上のタイプは中心部にケーブルの先を挿し込み、下のネジ式タイプは、端子にあるネジでケーブルの先を止めます。



TVアンテナでもFM放送が受信できるものがあるので、FM放送が受信されている可能性に賭けます。
ただし、TOKIビルより西側に位置する場合、TVアンテナは東京タワーに向けられるのでTOKIビルは後ろ側。
これだと、一般のFM放送が受信できたとしても、FMえどがわの感度は悪いです。


■ 室内ラジオで感度が悪いときの荒業 その2

2m程度のケーブルを用意し、片方の先の被覆を5センチほど剥きます。(左の写真)
剥き出しになったケーブル部分をよじって、ラジオのロッドアンテナの細い部分にしかり巻きつけます。

右側のラジオ写真には、受信した電波の強さを表示する黒いバー(黄色の↑部分)があります。
ロッドアンテナだけだと電波の強さは半分程度。
右側の写真は、ロッドアンテナにケーブルを巻きつけ、ケーブルを室内に「横にピンと張って(*)」みた場合です。
黒いバーが増えて受信した電波が強くなっていることが分かります。

  

(*)縦に張るより横に張りましょう。 横位置はTOKIビルと平行になるようにした方が感度が良くなります。




■ 室内用 FMアンテナを使う場合

DIYセンターなどに置いてある室内用 FMアンテナで、300ΩのテレビフィーダをT字型に結線してあります。
左右の長い方は全長で2mほどあり、右の画像のように、先端をピンで壁や鴨居に貼り付けます。

降りてきた線は2本ありますから、一緒にまとめてラジオのロッドアンテナに巻きつけたり、ミニコンポのFM端子に接続します。
ここでも上記の説明と同じで、左右の線はTOKIビルと平行になるように張ってください。

上記のケーブル単体より受信感度は上がるものの、簡易型アンテナであり室内設置という悪条件もあり、場所によっては期待できない場合もあります。  価格が安いので、テストとして使ってみるには良いでしょう。

 



「安くたって買うのは勿体無いなぁ 聞こえないかもしれないし...」   その気持ち、分かります。

そのような方は、2線平行ビニルケーブルを用意してください。
買う必要はありません。  どこかで邪魔になっている電気用の、古い古いケーブルを使いましょう。
長さは最低3m以上あるといいです。

先ず、2線の先を真っ二つに裂きます。  裂く長さは1.8mですがアバウトで構いません。
この長さって、畳の長い方の長さ、窓の左右を合わせた長さですが、畳も窓も小型化されている昨今、1.8m以下かもしれませんが、アバウトでいいです。
アンテナの長さは有り合せの長さよりも、受信する周波数に合った長さの方が、電波の周波数に共振して感度が良くなります。


周波数は聞いたことがあると思いますが、周波数に合うアンテナの長さってなんでしょうか。

電波はプラス、マイナスを繰返す波として進んでいきます。
波の大きさはゼロから始まり、プラス側に大きくなって戻り、ゼロを通過してマイナスに大きくなり、それが戻ってゼロになります。(下図参照)

このプラス/マイナスを繰返す1つの長さを波長とか周期といい、単位はメートルで表します。  この繰り返しが1秒間にいくつあるかを表すのが周波数で、単位はHz(ヘルツ)です。

1Hzの1000倍を1KHz(キロヘルツ)、1KHz1000倍を1MHz(メガヘルツ)、1MHzの1000倍を1GHz(ギガヘルツ)と表します。

FMえどがわの周波数は84.3MHzですから、1秒間にプラスマイナスを繰返す回数は 
84.3×1000×1000=84,300,000回/1秒間 です。
では、84.3MHzでプラスマイナスを繰返す1単位の波長はどのくらいでしょうか。

こんな計算で波長を求めます。
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光の速度は1秒間に地球を7周半するといいます。
光と電波は同じ性質であり、地球を7周半する距離は約300万キロですから、その距離を周波数で割れば波長の長さが求められます。
300,000,000m/s(*1)÷ 84,300,000Hz(*2) = 3.5587m
 (*1)1秒間に真空中を電波が進む距離は 299,792,458m ですが
    計算し易くするため 300,000,000としています
 (*2)FMえどがわの周波数

単位を合わせると式が簡単です →  300 ÷ 84.3 = 3.5587m

これがプラスマイナスを繰返す1単位の波長で、アンテナを作る場合の規準長になります。
右図、中央の0の点に引込み線を置くので、平行ケーブルを裂いて左右に分けるので、各々の長さは
3.5587m ÷ 2 ≒ 1.8 ←これが左右一つの長さ

一般的に1波長の半分の1/2波長、1/4波長という長さも多く使われていて、これらは短いので扱い易い長さです。
1/2波長3.5587m ÷ 2 ÷ 2 ≒ 0.9  ←これが左右一つの長さ
1/4波長3.5587m ÷ 4 ÷ 2 ≒ 0.45 ←これが左右一つの長さ

実際には使うケーブルの材質によって更に調整計算が必要ですが、我々素人はここで終了にします。
だから長さはアバウトでいいんです。

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あまりにも長すぎて写真が撮れないのでコードを丸めありますが、雰囲気は分かると思います。
室内用のFMアンテナ同様、上の方は左右に引っ張って横にピンと張ってください。
裂かなかった方は、ラジカセやコンポの裏にあるFMアンテナ端子に接続します。
(ケーブルには +、− の区別はありません)

横に張ったケーブルはTOKIビルと平行にしますが、片方を何処かに止めておいて、片方を持って前後に移動し、最も感度が良くなる場所を探します。
細いケーブルを使えば、窓サッシの隙間からケーブルを外に出し、外部アンテナとして使うことも良いでしょう。
(ケーブルを伝ってくる雨漏りに注意)



 究極の対策 外部アンテナ

上記の対処案に「外部アンテナをつないでみましょう」とありますが、究極の対処策は外部アンテナです。
これを付けても聞こえない場合は電波状態が最悪な場所ですから、解決策は「荒川土手」しかありません。

最も簡単なアンテナは、ビニルコードを数メートル用意し、コードの先は鴨居や天井の高い場所に貼り、もう一方は数センチ被覆を剥き、それをラジオのロッドアンテナに巻き付けます。
ロッドアンテナが無いラジオの場合は、ひとまず「荒川土手」に走ります。

次に効果があるアンテナは、DIYセンターなどで入手できるFM用T型アンテナ。
TVのフィーダ線を加工してFM用として売られているもので、アンテナの先を鴨居などにピンで貼ってやります。

最も効果のあるアンテナは外部に出したFM専用アンテナ。
TOKIビルに近いなら左のアンテナ、少し遠いな、と思ったら右の素子の多いアンテナを選びます。 これらのアンテナは小型ラジオではなく、FMアンテナ端子が付いているCDコンポやFMチュナー向けですが、ケーブルの先をロッドアンテナに巻きつける(接触させる)、なんて荒業もテストしてみる価値はあります。



アンテナから引き込む線にはTVフィーダと同軸の2種類があり、CDコンポやFMチュナーのアンテナ端子の種類で決まりますので、取説を読んで用意しましょう。


下は私のFM専用アンテナです。 自室と居間に別々にFMチュナーがあるので、アンテナを2セット使っています。
以前、片方のアンテナはTOKIビルに、もう一方は東京タワーに向けていたのですが、今では両方ともTOKIビル方向です。
本来なら、両者のアンテナ間隔はもっと空けなければいけませんが、マストが短いので止む無く付けています。

船堀TOKIビルは全く見えません。 TOKIビルと思われる方向にはビルがあり、その先にも大型マンションがあって眺望が悪い場所です。
こんな環境でも簡単なアンテナで感度が向上しますから、アンテナの威力は凄いですね。

  



 パソコン用 USB ラジオ

既に付き合いは50年近くになりますが、 私の庭である秋葉原電気街を歩いていたら、こんなものを見つけました。

本体とパソコンをUSBケーブルとマイク入力ラインで接続し、専用ソフトでチューニングするラジオユニット。  AMとFMを聞くことができます。

・商品名 USB AM/FM RADIO
・型番   USBRADAM
・価格   7,000円前後

対応OSはWindowsXP、Vista、2000。
専用ソフトでAM/FM切り替え、選局、音量調整ができる上に、なんとパソコンで録音もできます。  録音形式:WMA(Windows Media Audio)

FM用簡易型のアンテナが付属し、感度アップに貢献しています。
AMアンテナは、本体の形状から考えて本体内部に納まっていると思われますが、AMは周囲の電気ノイズに弱いので、パソコンのノイズが高い場合はパソコンから離して設置してください。

FMはステレオ、AMはモノラルの受信で、 音質は... それなりに。

ラジオの音はパソコンのスピーカから出ますから、パソコンの外部に接続されたスピーカを使っている場合は、音質面で有利でしょう。







 今はここまで

もっと具体的に説明したいのですが、今はここまでです。





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