FMえどがわ とは

 FMえどがわ 概略

開局は1997年(平成9年)11月30日。 総合通信局から正式な免許を受けたコミュニティFM放送局(※1)で、2007年11月30日で10年が経過しました。

・コールサイン JOZZ3AS-FM (*)
・周波数  84.3MHz
・出力  10W

運営は江戸川区が1割出資出している第三セクター形式(※2)で、株式会社エフエム江戸川(※3)が行っています。

本社は小岩フラワーロード商店街に面し、1階にスタジオがあります。
生放送は基本的にこのスタジオで行い、他の放送は本社機構の中で行われています。
送信電波は都営新宿線 船堀駅の前に建つTOKIビル屋上にあり、地上100mの高さから出ています。

 (*)コールサインの詳細は 関東のコミュニティFM放送局 を参照してください。

FMえどがわ の放送局テーマは明快です。 このテーマは将来も変わらないでしょう。
1.FMえどがわのリスナーは大人が中心であることから、若者だけのラジオ文化に拘らず、大人も(が)楽しめる放送局。
2.目まぐるしく変わる慌ただしい世の中で、自分の生活精神リズムまでも狂わされてしまう時代だからこそ、ゆったりと落ち着いて聞くことができる放送局を目指します。
3.ゆったりと落ち着いた放送により、人間本来の豊かさを取り戻し、生活の豊かさ、地域の豊かさが実感できる社会づくりに貢献します。


 コミュニティ放送  (以下、画像をクリックすると拡大します)

JR総武線 小岩駅南口



フラワーロード商店街入り口

活気のある商店街
コミュニティ放送とは

このような背景の中、1995年(平成7年)1月17日、阪神・淡路大震災が発生しました。
一般の県域放送、広域放送局は、受け持つサービスエリア全体に対する情報は伝えられても、個別地域、特定地域に限定したきめ細かな情報伝達はできませんでした。
これをきっかけにして、特定地域に限定した情報伝達ができる放送局、ということでコミュニティ放送局が数多く開局してきました。

FMえどがわ局であれば災害時に、江戸川区役所を本部として、江戸川区内の消防、救急とも緊密な連携を持ち、江戸川区に限定した細かな情報収集と丁寧な情報伝達ができるわけです。
災害以外の通常時は区政情報や地域情報に特化して、その地域の活性化に役立つような情報を発信しています。

新聞の番組欄にコミュニティ放送の番組が載ることはありません。
そのため、駅や区役所に番組表を置いてPRしていますが、まだまだ知名度は低く、コマーシャルを提供する企業も少ないのが現実です。
多くのコミュニティ放送局は、自主制作番組は昼間の時間帯のみで、空いた時間は自主制作番組を再放送をしたり、他局から購入したコンテンツを放送する例が多々あります。
以下はFMえどがわの場合です。
毎日3回の江戸川区の区政情報と、日に1回の江東区、墨田区情報が放送され、江戸川区周辺の交通情報も流されています。
生放送でエフエム軽井沢とつなぎ、双方で情報交換する番組や、江戸川区と友好都市となる山形県鶴岡市、長野県安曇野市からの生放送出演があります。
都心と違った楽しい生活情報から、遠い地の様子が生き生きした内容で感じられます。
市場便りでは葛西市場からの生放送出演。 今日の、今現在の鮮度の高い情報が提供されています。

私の好きな深夜の音楽放送は通信衛星、ミュージックバードからの配信。
衛星放送で数多くあるジャンル、チャネルから、FMえどがわに相応しく心地良い音楽だけを選択しているのは、製作者の素晴らしいセンスでしょう。  一日の終わりに、ゆったりした気分に浸れるのはこの番組のお蔭です。



 放送スタジオ(演奏所)は小岩フラワーロード商店街

放送スタジオ(演奏所)は小岩フラワーロード商店街の中央。
ガラス張りのスタジオは商店街に面し、スタジオ前を通行しながら中の様子を見ることができます。

生放送のときはスタジオ前で見学するリスナーも多く、ガラス越でパーソナリティーがやり取りしている声しか聞こえませんが、生放送の楽しさと地域密着型放送の両方が味わえます。

音楽リクエストで作る番組や個人の情報提供を採用する番組もあり、リスナー参加型生放送として楽しく活用できるでしょう。


FMえどがわのスタジオ

スタジオ(演奏所)の様子です この画像は種々の問題から拡大しません。
写真はスタジオのイメージ図、A〜Gの位置に該当します。




スタジオ(演奏所)の内部イメージ図


フラワーロード商店街
:午後の生放送はここから
  七夕飾りがアットホームな感じを醸し出しています



:放送スケジュールが表示されています
  秒単位で番組を組むご苦労は大変だと思います



:朝の生放送はここから
  パーソナリティーが番組を進行させながら、全ての
  操作を一人でします

  :原稿と番組スケジュール画面を見ながら進行する
  のでしょう   電話、ミキサー、MDデッキなど、
  これらを一人で操作するなんて凄いです



FMえどがわ は、通常のFM放送よりも音質を良くしたいということで、ハイグレードな機材を選定しているそうです。

FM信号や電波としての基本仕様は変えられませんが、管理・運営陣の明確なポリシーと使用機器の違いが、聴いて分かる音質の良さに表れています。

演奏所とTOKIビル間の光ケーブル伝送は音質に関係し、TOKIビルに設置されている送信機は音質に直接影響します。
これらで音質劣化や色付けがある場合、いくら前段階で良い音にしても意味がありませんが、これらの機材も良い方向でまとまっているようです。
  :放送機材が所狭しと...
  それでも綺麗に整理・整頓されています



:サブスタジオ 操作機器
   番組を録音で作るための制作スタジオ

  :サブスタジオ内部
  ここから生放送もできるそうです



ラジオ・マスター
ガラス扉の内部にあり、とても綺麗にまとまっています

 


リクエストに対応するCD群
凄い種類と数ですが、”残念〜!” もあるそうです







 送信アンテナは都営地下鉄船堀駅前のTOKIビル屋上

送信アンテナは都営地下鉄船堀駅の側に立つTOKIビル屋上です。
地上から100mもある場所に、八木アンテナ株式会社製 5段スタック U型アンテナを置き、放射器を5重にスタック(重ね合わせ)したことでアンテナから出る電波を増幅します。 これらのことから、10Wの小電力でも到達距離は数十キロにも及びます。

私が経験した例では、中央高速道下り線は日野橋付近まで、車載ラジオで断続的に聞こえますから、40Km前後のサービスエリアがあるようです。  本格的な受信システムを使えば、その範囲はもっと広がるでしょう。

都営地下鉄 船堀駅
TOKIビル全体像
TOKIビル屋上のアンテナ郡



 サービスエリア(受信エリア) 想像図

あくまでも私が体験した受信状況から想像したものですが、南北に長い江戸川区が十分に入るようなアンテナ設置と、送信アンテナが高い場所ということもあり、以下の範囲は歪みなど無く綺麗に受信することが可能でしょう。

実際にはもっと広範囲に広がっていて、クルマの受信では港区の青山通りから渋谷付近、横浜市内では場所によって位相歪みがあるものの受信が可能ですから、想像以上に飛んでいるようです。

送信所が江戸川区でも西端にあることで、江東区、墨田区などは十分にカバーしています。
そのため「江戸川区からのお知らせ」だけでなく「江東区からのお知らせ」「墨田区からのお知らせ」が放送されるのは嬉しいことです。

<受信状況は受信場所や受信設備によって変わりますから、受信し難い場合は外部アンテナが必要です>

FMえどがわ サービスエリア





 ベリカードを発行しています

ベリカードの一例

放送を受信し、その状況をレポートするとベリカード(※4)が貰えます。
このカードは4種類用意され、受信した場所と放送局との距離に対応したカードとなっていますから、受信場所を移動して全てのカードを貰うのも楽しいと思います。
ちなみに左のカードは、送信所から10Km圏内から受信レポートを出した場合に貰えるカードです。
私は4枚全てと1枚の共通カードを貰っていますが、受信報告書の書き方や提出の仕方は、別項で説明していますので参照してください。


私は仕事をしながら、自宅で過ごしているとき、荒川土手のウオーキングの際など、ほとんどFMえどがわを聴いています。 これはほぼBGM状態ですね。
ゆったりした音楽が多いことから、聴いていて疲れない番組構成であり、地域に関する生の情報は勿論、区政情報も入手できるので今後も大いに利用したいと思います。





※1 超短波放送周波数帯域(76MHz〜90MHz)を使うFM放送局で、「県域放送」と「コミュニティ放送」に分かれる。
県域放送は厳格な設立基準を求められるが、コミュニティ放送はその基準が緩和され、小さな会社や法人でも設立が可能。 地域に密着した情報を提供する放送が主体となる。
電波の出力は、県域放送が数百Wから数十キロWの高出力に対して、コミュニティ放送では20W以下。  関東で有名な県域放送は エフエム東京、ベイエフエム、エフエムナックファイブ、J-WAVE など。 (他に広域放送の分類あり)

※2
・第一セクター 国または地方公共団体 をいう
・第二セクター 民間企業 をいう
・第三セクター 国または地方公共団体 と 民間企業 の共同出資によって設立した法人
 設立が比較的容易でその運営方式も、自由な株式会社の形態を採る
 いわば「半官半民」の中間的な形態といえる

※3) 〒133-0056 東京都江戸川区南小岩7-13-8
・TEL 03-5622-7850
・FAX 03-5622-7852
・ホームペジURL  http://www.fm843.co.jp/
・リクエストフォーム http://www.fm843.co.jp/11_request/request.html
・Eメールアドレス  info@fm843.co.jp

※4) Verification Cardの略称
ラジオやテレビの放送を受信し、受信状況、番組内容などを報告書として放送局に提出すると、それを受け取った放送局が、受信者に対する返事として送るカード。
カードの内容は放送局によって異なるが、発行していない放送局もあるし、処理に期間のかかる場合もある。
FM専用の大型アンテナをモータで回して放送局に合わせ、受信するリスナーは、このカードを専門に収集しているマニアだ。




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